ファイル転送サービスを使わずにGoogleで安全に大容量ファイルを送る

大容量ファイルはGoogleドライブで送れる

メール添付では大きすぎる大容量ファイルを送りたいとき、無料ファイル転送サービスを使うかもしれません。

しかし、無料ファイル転送サービスのサイトは、広告をクリックさせようとして、紛らわしいボタンが多数配置されていたりして、使いたくないなと、私なんかは思います。

セキュリティについても不安がありますしね。

そこで、Googleドライブ共有機能を使えば、自分専用のファイル転送サービスみたいに使えてとても便利で快適だというご紹介です。

送りたいファイルを、自分のGoogleドライブに保存(アップロード)し、そのファイルの「共有可能なリンクを取得」すればURLが発行されます(詳細は後述)。

そのURLを送りたい人にメールで知らせると、受け手の人がブラウザでそのURLにアクセスすれば目的のファイルをダウンロードできるという手順になります。

ほとんど、無料ファイル転送サービスと同じような簡単な手順となります。

Googleを使うので、セキュリティに対する信頼性も高いと言えるのではないでしょうか。

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Googleドライブへのファイルのアップロード手順

前提としてGoogleアカウントを取得していることが必要です。もし、Googleアカウントを持っていなければ、まずは取得してください。

ここでは、Googleアカウントを取得しているとして話を進めます。

GoogleドライブにGoogleアカウントによってサインインします。

そして、Googleドライブのサイトで「新規」をクリックして「ファイルのアップロード」を行います。

アップロードされたファイルを右クリックして「共有可能なリンクを取得」をクリックすれば、そのファイルのURLがコピー可能な形で表示されます。

よって、そのURLをコピーして、送り先の相手へメールでお知らせすればよいわけです。

尚、受け手の人はGoogleアカウントを持っている必要はありません。

誰か他の人にアクセスされないか、と、心配になるかも知れません。
しかし、URLが暗号の役割をしているので、知らない人が偶然そのURLを訪れる可能性は、実質上ゼロだと言って良いのです。

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Googleドライブを使うことのメリットと制約

Googleドライブを使ったこのファイル送信方法は、誰でも無料で行えて、Googleという信頼性の高い会社のシステムを使えるところが一番のメリットだと思います。

ただし、Googleドライブの無料で使える容量の上限は15GBであるため、それを超えることはできません。まあ、普通は十分すぎますよね。

私も、これまでに、無料のファイル転送サービスを使って送られたファイルを、そのサイトにアクセスしてダウンロードしたことが何度かあります。

そういうサイトは、広告を掲載していて、それを利用者がクリックしてくれることによって収益を得ているわけですので、なんとか、広告を踏んで欲しい。

なので、受け取るファイルのダウンロードボタンと間違えやすい、広告のダウンロードボタンを配置しているのですよね。

間違って踏んでしまって、予期せぬダウンロードが始まってしまった経験があります。

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まとめ

大容量のファイルを送りたいときに、無料のファイル転送サービスを使わずに、しかし、やはり無料で、かつ、安全に送る方法を紹介しました。

誰でも無料で使えるGoogleドライブを使い、アップロードしたファイルのURLを受け手に教える方法です。

Googleのシステムを利用するので、安全性も極めて高いといえると思います。

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