60歳以上の専業主婦は国民年金の「任意加入」がお得らしい!
60歳以上の専業主婦は国民年金の任意加入がお得だという噂をききました。
ん?「任意加入」?
調べてみると、確かにお得っぽいし、手続きが遅れるとさかのぼって適用されないと!
放っておいても、お知らせが来るわけではないようです。
何がお得で、どうやればいいのか?
素人目線で、確認しましょう!
スポンサーリンク国民年金が満額出ない主婦のケース
確か、夫がサラリーマンの専業主婦は、第3号とか言って、国民年金保険料は、自分で納付しなくても納付した扱いになるはずですよね。
ただし、この扱いは60歳になるまでです。
60歳になったら、いくら夫がサラリーマンとして働いていても、もうその主婦は国民年金の保険料は納付扱いとならない。
なぜなら、国民年金の保険料の納付年齢は、20歳から60歳までなので。
それがなにか?
困ることがあるのです!
もし、その主婦の方が若い時に保険料を納付していない期間があったとしたら、満額の年金をもらえません。
満額受け取るには、40年間の納付期間が必要なのです。
昔は20歳以上でも学生の間は国民年金の加入が任意だった時代があるので、大学を卒業するまでの2年間とか、納付していないケースが普通にあるのです。
これは、当人の主婦だけでなく、夫にとっても残念なことですね。
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しかし、保険料の納付期間を追加して40年間にできれば、国民年金を満額もらうことができます。
どうするか?
それが「任意加入」です。
専業主婦の場合、60歳から65歳までの間なら、「任意加入」という制度があって、納付期間が40年になるまで保険料を払い続けることができるんです。
ただし、今度は、実際に自分で保険料を払わなければなりません。年額にして20万円弱になります。
とすると、任意加入して払う保険料の額と、納付期間を満了して満額に増額した年金を受け取るのと、どちらが多いか、ということですね。
専門家の計算によると、約10年で元がとれる、ということです。
つまり、65歳から年金をもらいだして、75歳まで生きれば、任意加入で支払った保険料よりも多い年金を受け取るころができる、というわけです。
女性の平均寿命は87歳を超えていますから、こりゃもう、任意加入するしかないでしょう!
スポンサーリンクプラスアルファで国民年金を増額する付加保険料
任意加入するときに、さらに年金をもう少し増額する制度があるということです。
それは付加保険料を払うという方法です。
任意加入する場合には月額400円の付加保険料を納付することができ、そのぶんだけ、年金支給額を増やすことができる。
これも、専門家の計算によると9年ほどで元がとれるとのことです。
どうせ、任意加入の手続きをとるなら、一緒にやっといて損はありません。
スポンサーリンクまとめ
国民年金は、とても十分な支給額とはいえませんが、それでも、歳をとった時の日本国民の生命線であることは確かです。
少しでも多くなるなら、しっかり手続きしておきたいですよね。
手続きに必要なものは、年金手帳と、保険料引き落としのための預金口座の通帳とハンコです。
任意加入の申し込み窓口は、市役所等の国民年金担当窓口か、最寄りの年金事務所ということです。
※参考にさせていただいた専門家のページ
※任意加入制度についての日本年金機構のページ
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