地球に衝突しそうな近い距離を、小惑星が駆け抜けていったとの報道がありました。
小惑星の名前は「2019 OK」です。
その距離は、地球と月の間の距離の5分の1程度で、すごく近いです。
ぶつかる寸前、といってもいいくらいです。
そのこと自体に驚いたのですが、この小惑星が発見されたのがなんとその前日!
通過したのは7月25日で発見されたのが7月24日だったということです。
こういう危険な小惑星と言うのは、全部監視されている!
そう思い込んでいたわたしは、たいへん驚いてしまいました。
小惑星「2019 OK」とは
2019年7月24日にブラジルのソニア天文台で発見された小惑星です。
その大きさは、最大の直径で130メートルということです。40階建てくらいの高層ビルの高さに匹敵します。
もし地球と衝突し、都市にでも落ちたりしたら、東京23区を全滅させるだけの威力がある(日本スペースガード協会)というから、大変な大惨事になるのです。
小惑星は監視されていないのか?
小惑星って、誰かが監視しているのじゃないの?
まず、日本の国立機関で、こういった小惑星を監視している機関はないということです。
日本スペースガード協会というのがありますが、民間のNPO法人にすぎない。国家プロジェクトでやっているわけじゃないのです。
世界的にはどうなんだろう?
米国のNASAは、このような小惑星の監視をしているようです。
でも、今回のような小サイズのものは対象外のようですよ。140メートル以上とか。
つまり、監視できているものは一部に過ぎないのですよ。。。
いずれにしても、今回のことでわかったことは、ある日突然、小惑星が地球に衝突するというシナリオが、いまこの時点でありうるということです。
ある日突然、空から大魔王が下りてくる
2000年のミレニアムにかけて、ノストラダムスの大予言というのがありましたっけ。
1999年に空から大魔王が下りてくる。
これ、実は、ミレニアムでなくても、いつだってありうるってことだってことですよね。
もちろん、確率的には大変小さいのでしょう。
でも、これまでにも、ツングースカの隕石落下なんかも起こっている。
天体は、そんな、地震みたいに、ある日突然なんてありえないと思っていたのですが。。
特に現代においては。
「アルマゲドン」って映画がありました。
巨大な小惑星が地球に衝突してくるまでに、小惑星に飛んで行って真っ二つに爆破で切り裂き、軌道を変えてしまおうというストーリー。
そこでは衝突までに、18日の余裕がありました。
もし、小さな小惑星でも、明日、自分の国に落下する、となったら、、、
ほとんどなすすべはありません。
パニックになり、逃げられるかどうかも怪しいですね。
考えるだけで、身の毛がよだってくるのです。。。
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