陰嚢湿疹という病気があります。
この記事は、その一患者としての克服の体験談です。
陰嚢湿疹を治すのに効いた薬は「ベトネベードN軟膏AS」
結論から言いますと、いくつかの市販薬を試したのちに、行きついた薬が、「ベトネベードN軟膏AS」という薬でした。
特別のものではありません。
一般人がアマゾンなんかで買えるものです。
以下、私の場合の体験談を公開します。
スポンサーリンク
陰嚢湿疹、私の場合の症状
部位的に、ときどき痒いことはありました。
でも、最初の内は、それは病的ではないわけです。
しかし、痒いことが頻繁に起こるようになって、
そのうち、掻くことでもっと痒くなって、止まらなくなるようになりました。
あんまり掻き過ぎると、そのうち痛くなる。
こうなってくると、病的だな、と感じるように。
陰嚢の皮膚から、何か分泌しているんでしょうか、何度か、陰嚢の表面全体がパリパリになったことがありました。
ちょうど、日焼けし過ぎた肌が皮が剥け出すときのような感じです。
パリパリになった表面の皮膚がはげ落ちて、下から新しい皮膚が出てくる。
その間、はげ落ちた皮膚が下着につくので嫌でした。
痒みは特に夜にひどくなりましたね。
寝ているときに痒さで目が覚めることもしばしばでした。
スポンサーリンク
陰嚢湿疹の改善に、私が試した薬たち
デリケアエムズ
ネットで調べて、どうも自分の症状は陰嚢湿疹に違いない、と思いました。
薬として最初に試したのは「デリケアエムズ」です。
陰嚢湿疹は痒くても掻いてはいけない、と言われています。
ただ、痒みは我慢できるレベルではないので、薬で抑えなければ無理です。
「デリケアエムズ」は塗るとス~っとして痒みを抑えてくれる効果はあります。
痒みが抑えられれば、掻かずにおれるので、そのうち治っていくだろうと期待しながら、かなり長い間、塗り続けましたね。
「デリケアエムズ」のチューブを何十本も消費しましたね。
私の場合、「デリケアエムズ」を塗って、痒みが抑えられている期間は数時間から半日くらいでした。
痒みを抑える効き目がなくなってきて痒くなりだすと、ついつい掻いてしまって、「あ~、ダメだダメだ」と自己嫌悪に陥ることも、何度もありました。
夜、寝る前に塗っても、寝ている間に痒くなって目が覚めてまた塗るということもありました。
ポリベビー
あんまり使わなかったのですが、赤ちゃん用の皮膚軟膏で「ポリベビー」が陰嚢湿疹に効くという情報があったので、少し試してみたことがあります。
しかし、「ポリベビー」は「デリケアエムズ」のような、ス~っとさせて痒みを止めるようなことはなく、赤ちゃん用だからか、とても効き方がマイルドな感じです。
私にとっては痒み止めの効果はほとんどなかったので、少し試しただけで、すぐに止めてしまいました。
フェミニーナ軟膏
フェミニーナ軟膏は、いわば、デリケアエムズの女性版です。
女性もやっぱり、股間が痒くなるのでしょうね。
女性用なわけですが、あるネット記事で、男性ですがフェミニーナ軟膏で陰嚢湿疹を治したという情報を見つけました。
フェミニーナ軟膏とデリケアエムズの最大の違いは、フェミニーナ軟膏には麻酔成分が入っているということです。
実際、フェミニーナ軟膏を陰嚢に塗った後は、麻酔効果で皮膚の感覚が鈍くなっているのがわかります。
そのため、フェミニーナ軟膏では、痒みが抑えられている時間が長く、我慢できなくなってつい掻いてしまうという事故が起きにくくなりました。
これは私の想像ですが、フェミニーナ軟膏に麻酔成分が入っているのは、女性の場合は、男性に増して、股間の痒みを抑えたい要求が切実だからではないかなと。
まあ、そういうわけで、痒みをより長時間抑えることができるということで、女性用ではありますが、自己責任で、私はこれを使い続けることになりました。
痒み止めとしてはとてもよく効きます。
デリケアエムズの倍くらいもつ感じです。
これも使い続けて、何十本も消費しました。
もう、フェミニーナ軟膏なしでは暮らせないレベルです(笑)
ただ、陰嚢湿疹の症状の改善はなかったです。
悪化もないのですが、治ることもなし。
ひょっとして、死ぬまでこれを続けなければならないのか?
スポンサーリンク
ついに見つけた!ベトネベードN軟膏AS
陰嚢湿疹が慢性化して、改善の望みもなく、もう、恥ずかしいけど医者に行くしか道はないのか。。。
そんな中、きっかけは忘れてしまいましたが、陰嚢湿疹に効く市販薬があるという情報を見つけたのです。
それは、「ベトネベードN軟膏AS」です。
適用する症状のトップに、湿疹がうたわれています。
「ステロイド系」・・・
断片的にしか、また、印象としてしか知らなかったのですが、「ステロイド」って怖いのじゃなかったか?
素人の一般人が、勝手にこんなん使っていいのか?
調べると、ベトネベートN軟膏ASは第2類医薬品で、アマゾンなどのネットでも買える一般用医薬品となっています。
この際、「ステロイド」についても再確認してみると、副腎皮質ホルモンの一種であり、要するに、効果が強い反面、副作用も出得る、ということです。
ただ、市販薬として存在しているわけですから、正しく使う分には大丈夫と言うことのはです。いたずらに恐れる必要はないのです。
ベトネベードN軟膏ASに添付の説明書に記載されている副作用は以下のようなものでした。
副作用症状として、皮膚の、発疹・発赤、かゆみ、はれ、水疱。
すこし緊張しながらも、大いなる期待をもって、陰嚢湿疹へ適用してみました。
スポンサーリンク
ベトネベードN軟膏AS、適用の経過
それまで、毎日、フェミニーナ軟膏を塗っていた陰嚢にベトネベードN軟膏ASを塗りだしました。
私は朝起床直後に風呂に入る習慣がありまして、その後に、軟膏を塗りました。
一回塗ると翌日の朝風呂までそのまま、ということになります。
この軟膏自体は、塗ったとき、特に、ス~っとする感じはないのですが、痒みはほとんど感じなくなりました。
ただ、昼間に活動している間、陰嚢と下着が擦れて、なんとなく軽い痛みがありました。しかし、それも、ほとんど、気のせいかも、と言うレベルで、ほぼ何の症状も感じなくなった。
この、朝風呂後に軟膏を塗って翌朝までおき、また、風呂の後に塗るという生活を2週間つづけ、そして塗るのをやめました。
塗るのをやめても、もう痒くなりません!
特に、副作用らしい症状もなしです。
結局、ベトネベードN軟膏ASを塗りだしたその時から、痒みの症状はなくなり、2週間塗り続けたあと、塗るのをやめても痒くならないわけです。
今、この記事を書いている時点で、軟膏を塗るのをやめてから4週間が経過していますが、湿疹の症状はなくなってしまいました。
スポンサーリンク
まとめ
こうして、かれこれ3~4年間悩まされた私の陰嚢湿疹は治ってしまったというわけです。
世に、陰嚢湿疹で人知れずお悩みになっている男性は多いのではないかと推測します。
恐らく、効果には個人差があると思いますが、同じように効果のあるかたも普通にいらっしゃると思うのです。
この記事、実は、書くのが恥ずかしかったのですが、治療がうまくいった体験談として、きっと役立つ場合があろうかと、公開する次第でありまする。
スポンサーリンク
最近のコメント