純烈はなぜスーパー銭湯で営業?運命変えたテリー伊藤と「スッキリ」出演!

スーパー銭湯を主戦場として台頭してきたムード歌謡の人気グループ「純烈」。

もともとは、スーパー銭湯での営業はしていなかったらしいですね。

「スーパー銭湯」と聞いたとき、「ん?何でスーパー銭湯?変わったグループだなぁ」って誰でも思いますよね。

人の人生は偶然と出会いで紡がれていく、と思いますが、「純烈」にも、そんな運命の出会いがあったのでしょうか?

あったんですよ!

 

純烈の基礎データ

 

メンバー:酒井一圭(さかい かずよし)、白川裕二郎(しらかわ ゆうじろう)、後上翔太(ごがみ しょうた)、小田井涼平(おだい りょうへい)

生年月日:酒井(1975.6.20)、白川(1976.12.11)、後上(1986.10.23)、小田井(1971.2.23)

身長:酒井(186cm)、白川(185cm)、後上(179cm)、小田井(188cm)

血液型:酒井(AB型)、白川(A型)、後上(O型)、小田井(A型)

活動期間:2007年~

事務所:G-STAR.PRO

 

スーパー銭湯の前はキャバレー出演のオネエだった?

歌手の下積み時代で、よくあるのが、夜の街での営業ですよね。

「純烈」もその例にもれず、やはり最初の頃はキャバレーが主な仕事場だったそうです。

いろいろ苦労をしたでしょうね。

中でも、純烈が悪戦苦闘したのがメンバーのキャラ設定。

 

意外なのが小田井さんです。

現在の見かけは、髭もはやして男っぽく、少し強面の感じもするルックスじゃないですか。

それがなんと、キャバレー営業時代はオネエキャラで押していたというのです!

 

キャバレーでは、言うまでもなく、お客さんは男ですよね。

だから、素のままの男性で接したのでは、お客さんは面白くない。

なんとか男性客に気に入られなければならない!と考え付いたのがオネエキャラだっとんだと(笑)

 

オネエと言うのは、男性客にとって嫌みの無い存在なんだというわけです。

例えば、男性客から絡まれたとしても、男として「お客さん、やめてくださいよ」なんて言っちゃっては、白けた雰囲気になっちゃいますよね?

 

でも、オネエなら「もう、いやねぇ、お客さんたらぁ、やめてちょうだい♪」と冗談ぽく自然に言える。

お客も、笑って受け入れてくれるというわけです。

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小田井が教えるオネエのポイント

オネエキャラの設定を思いついた小田井は、鳥の羽でつくったカツラをかぶり、派手な服、派手なメイクで、オネエになりきった。

ただ、それまで、オネエなんてやったことのない小田井。

どうしたらいいのかわからない。

そこで、オネエの勉強をするために、二丁目(新宿二丁目、オネエの聖地)に飲みに行ったりと涙ぐましい努力をしたようですよ。

 

そんな小田井のオネエのポイントは「会話」だそうです。

オネエは会話を普通に返してはダメ。

わざと、自分を相手より下に持ってくる、のだそうです。

たとえば、「イケメングループなのに一人だけ変な奴がいるな」とお客さんにからかわれたときどう返すか?

小田井いわく「そうなんです、変でしょ♪でも、お客さんはカッコいいからいいわね♪」とやるとお客さんは喜ぶんだと。

さらに「お客さんみたいな人、タイプやわ~♪」というと、すごく喜ぶ、と(笑)

 

なるほどね~、小田井さん、勉強になりますよ。マジで。

 

小田井さん、芸名も「ブロードウェイ中野」と言っていたのだそうです(笑)

うーん、小田井さん、苦労してまんな~

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純烈に転機をくれたキャバレーの客は、あの人だった

そんな下積みを続ける「純烈」に、ついにチャンスが訪れます。

出演していたキャバレー「ハリウッド」(北千住)に、あのテリー伊藤さんがたまたま来店したそうです。

テリーさんは純烈を見て、「きみたち、今の時代にムード歌謡やってんの?」と、呆れられた?

いやいや、テリーさん、「面白いじゃん!」と興味をもってくれたんですと!

そして、テリーさんのレギュラー出演している情報番組「スッキリ」に呼んでくれたんだそうで!

2012年のことだそうです。純烈結成から5年目ですね。

 

あっ、テリー伊藤さんがスーパー銭湯に紹介したのではないのですよ。

 

運命は単純ではないのですよね。連鎖が重要。

 

その、純烈が出演した「スッキリ」のオンエアを観ていたのが、スーパー銭湯「厚木健康センター」のキャスティングをしている方だった!

純烈を観たその方は、「いっかい呼んでみようか」となったのだそうです。

 

これがきっかけで、スーパー銭湯の営業が始まったのだそうです。

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まとめ

スーパー銭湯と言う舞台を得た「純烈」は、それこそ、水を得た魚のように、真価を発揮しだしたでしょうね。

それまでの主戦場であったキャバレーとスーパー銭湯とでは、まるで客層が違いますよね。

「ムード歌謡」というと、一見、キャバレーなんかがぴったりきそうな感じがします。

でも、BGMとしては聴いてもらえても、そこにくる男性客が純烈のファンになるなんてことは考えにくいですよね。

一方、スーパー銭湯に来る中高年の女性客なら、もう、純烈のファンとしてはぴったりじゃないですか!

ついに純烈は、本当の自分たちのホームに行きついたんだと思うのです。

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