スマホのカメラ機能の進化、レンズが増えていく!

写真撮影はもっぱらスマホで、ということが多くなりましたね。

でも、なかなかうまく撮れないんですよ。私が下手なんですかね?

とりあえず、レンズが増えて凄いことになってきている。

デジカメでは光学ズームができる

スマホは、あの薄いボディーの中に、メインのスマホとしての機能に加えて、カメラ機能を搭載しているわけです。

正直、それだけで、すごいなと思います。

ただ、やっぱり、スマホはデジカメ専用機には勝てないんじゃないかな、なんて思っちゃいますね。

デジカメ専用機とスマホのカメラを比べたとき、一番大きな違いがレンズでしょうか?

デジカメ専用機って、ほとんどの機種がメカニカルにレンズが動いて、ズームしますよね。

シングルレンズのスマホのズームはバカ拡大

普通のスマホも指でシュッと開けばズームできますが、あれはデジタルズームです。

いわゆる、バカ拡大ってやつ。

拡大してももともとの分解能は変わってないので、画像が荒くなってしまうんですよ。

スマホの場合は、あの薄さの中に、メカニカルなズーム機能を組み込むのは、ちょっと無理ですよね。

ところが、思わぬ形でその解決策がでてきて、進化しつつあるようですよ

デュアルカメラのスマホ

デュアルカメラのスマホってあるじゃないですか。

レンズ二つのスマホ。

背面のレンズに加えて、自撮り用のディスプレイ面側のレンズがあるから、俺のもデュアルだ!って?

そうじゃなくて、背面側に二つのレンズがついてるんですよ。

単に、レンズだけついてるんじゃないですよ。立派に撮像素子も入って、結局カメラが二つということらしい。

一個は標準レンズのカメラなんだけど、もう一個はそれとは異なる役割を担っているんです。

ただし、プラスワンの役割は、機種によって違うようです。

二つのレンズで光学ズームを実現

iPhone 8 Plusってのがありますが、これは倍率の異なる二つのカメラを搭載している。

つまり、一方のレンズでとる写真と、もう一方のレンズで撮る写真の倍率が大幅に違うわけですよ。

場合によって、どっちの写真を採用するか変えることができる。

これって、ズームレンズで撮っているのと、実質的に変わらないじゃないですか。

つまり、一個のレンズをズームレンズにするのでなくて、2個のレンズのどちらかを選ぶことによって、実質ズームを実現しているわけ。

このズームはデジタルズームじゃない、真のズームともいえる、高額ズーム!

いや、間違った!光学ズームだ!いや~、賢いですね~!

その手があったか!って感じです

二つ目のレンズをモノクロにする戦略

ところが、光学ズームだけではなかった。

ファーウェイのP10は、2個目のカメラとして、モノクロカメラを搭載しているのです。

なんで、モノクロカメラなの?普通はカラーカメラですよね?

モノクロカメラの方が、細かい階調の表現ができるのですよ。

カラーカメラは、光の3原色のRGBを分解して撮影しているので、各色の明るさの階調をキャッチしなければならない。また、そんだけ、たくさんの光を必要とするわけです。

ところが、モノクロは、明るいか暗いかだけを撮影すればよいから、同じ光に対しても、高感度で撮影できるわけ。そんだけ、階調表現が細かくできるのです。

高表現力の階調達成でスマホカメラがプロ仕様に

階調が荒いと、塗りつぶしたような写真になる。

安いな~って感じになってしまう。

逆に、階調が細かいと、プロ感が出ますよね。

1個目のカメラで色情報を撮り、2個目で階調情報を撮る。これらを合成してプロ並みの写真にする、という戦略ですね。

2個目のレンズを、ズームに使わず、階調表現を高めるために使う、というのも、ありな選択なのです。

その他には、ASUSのZenFone 4では、広角カメラを搭載して、広い視野の写真が撮れるようになっているとか。

いずれも、デュアルになることによって、格段にカメラとしての機能がアップしてますね。

最近は、さらにもう一個レンズが増えて、なんとトリプルがでてきていますよね。

これはかなり飛躍的な進化ですよ!

また調べて、機会をあらためて書きますね。

撮影が難しいスマホカメラに泣く

レンズが増えて、撮影機能が進化するのは大歓迎ですが、下手くそな私には、もっと深刻な問題があるのです。

シャッターボタンをタッチしたときに、スマホが動いてブレてしまう。とか

タッチの仕方が悪く、バチバチバチバチ、と連続撮影になってしまう(周りが驚いて振り向く)。

とか、なにせ、うまくできないのですよ

音声シャッターで、はいチーズ!

音声でシャッター切れるとか、できるといいかもなぁ

と思い、調べたら、あるじゃないですか!そんなアプリが!

音声シャッターが切れるアプリ「声シャッター」

たとえば、「はいチーズ!」って大きな声で言うとシャッターを切ってくれるのだとか。

おー、便利じゃ!!

ん?でも、ちょっと待て、、、

いいおっさんが、毎回、「はいチーズ!」「はいチーズ!」って言いながら写真撮るのはなぁ。。。

私は恥ずかしがり屋なんですよね

テレパシーでできるようにならないかなぁ。。。

まとめ

複数レンズのスマホカメラは、それぞれのレンズが異なった役割を分担している。

複数のレンズの役割を統合することで、短レンズではできない、高度の機能を実現している。

それは、光学ズーム機能、高い階調表現機能、広角撮影機能であったりする。