AIが可能にしたトリプルカメラ搭載のスマホ

スマホのカメラ機能が、ますます、凄いことになってきているね。

デュアルカメラになったかと思ったら、今度はトリプルだよ!

そんな三つも必要なの?

トリプルカメラのスマホとは

新型iPhoneにトリプルカメラが搭載される可能性が高まったんだって。

トリプルですよ、トリプル!レンズが3個もある。

三つ目が通る!みたいな。

私もiPhone持ってるけどね、鬼太郎のお父さんみたいにひとつ目です。

単に、こけおどしでレンズが3個ついているのではないですよ。レンズ1個につき、撮像素子も1個ついてる。

つまり、カメラが3個もついているということです。

3個も使いこなせないぞ!と言いたくなるけど、そうじゃない。

3個のカメラが連動して、1台のカメラとして機能するのです。

何で3個も必要なのか?

トリプルカメラが必要なわけ

別の記事で、デュアルカメラのスマホについて書きました。デュアルですから2個レンズ付き。カメラが2個。

デュアルの場合、メーカーによって大きく戦略が違っていましたね。

一個は標準のカメラとして機能しますが、2個目の機能が、各社によって違ってました。

ひとつには、拡大率を変えてズーム機能として使う場合があった。

また、別のメーカーでは、2個目をモノクロにして、階調表現の拡大を目指す場合があった。

まあ、こういうように、2個目には当然1個目とは違うことをやらせるわけなんだけど、やらせたいことは複数あるので、どれかを選ばなくちゃならなかったわけです。

私なんか欲張りだから、ズームも、階調表現の向上も、どっちも欲しい機能でだなぁって思っちゃいます。

でも、そうはいかなかったんですよ。

ところがです、3個目があったら、話は違ってきます。どっちも装備できちゃうではないですか!

ズームも高階調も全部できちゃうトリプルカメラ

今回はiPhoneにトリプルカメラが装備されそう、ということで、まだ出てないから具体的にはわからないんだけど、実は、すでに先行機種がありました!

ファーウエイP20 Proがそれです。

P20Proでは、3個のカメラの受け持ち機能が、「カラーセンサー(色担当)、モノクロセンサー(階調担当)、ズーム」となっています。

やってくれちゃってますね~

デュアルカメラではどっちかをあきらめざるを得なかった、階調とズームが、両方とも実現しているじゃないですか。

これで、かなり万能に近づきますね。

トリプルカメラの実力とAI

トリプルカメラではレンズが3個になるわけですが、すでにデュアルがあったんだから、2個が3個になるので、そんなすごく変わらないんじゃないの?

って、言うのは大間違い!

2が3になるインパクトはすさまじいものがあると思われます。

なんでかというと、2が3になったからと言って、機能も2倍が3倍になったという比例関係ではないから。

もっとすごいはず。

できることは、掛け算できいてくるんですよ。

例えば単レンズで10レベルの調整機能をもつと仮定すると、2レンズで100レベル、3レンズでは1000レベルになるというような具合です。

調整機能が桁違いに増えると撮影の質が変わってくることが十分に予想されます。

ここには、AIの発達が深く関わっているはず。

これだけ高度で多くの変数から最適条件を瞬時に設定しようとすると、相当インテリジェントでないとできない。

できるのは、AIならではの芸当になってくるはずだ。

実際、スマホカメラにはAIが搭載されてるってことです。

もう、いろんなところがAIだらけになってきたみたいだね。

AIで変わるスマホ撮影の世界

デジカメ専用機がスマホに置き換わって、写真撮影のシーンが様変わりしましたよね。

AI搭載トリプルカメラをスマホが普通に装備するようになれば、今後、驚くような高品質画像、インパクトのある画像を、普通の人が手軽に撮れる時代になっちゃいそうです。

ここは、いち早くトリプルカメラを使いこなすことで、凄い写真をたくさん撮って、友達を驚ろかしたりなんかしてね。

私もそろそろ、スマホの買い替え時期なんで、トリプルカメラ、狙ってみますかね。

まとめ

トリプルカメラのスマホとは、カメラを3個備えたスマホである。3個のカメラで1台のカメラとして機能する。

デュアルカメラでは、質的に異なる機能の取捨選択が必要であったが、トリプルになると、万能に近くなる。

デュアルとトリプルでは2が3になったのではなく、桁違いに性能がアップする。制御にはAIが必要なレベルになり、実際に搭載されている。