今は、空前のリサイクル・ブームなんだそうです。
ああ、メルカリとか、そういうやつか!って早合点したら、違いました。
ネットビジネスではなく、実店舗ビジネスです。知らなかったものばかりです。
新たなビジネスモデルがありますよ!
トレンドファクトリーが急激に売り上げを伸ばす秘密
リサイクルショップ「トレンドファクトリー」の業績の伸びがすごい!
特に、家具・家電が好調らしいです。業界No.1
リサイクルショップは仕入れが重要なのだそうです。品揃えをするために、大量に仕入れなければならない。
トレンドファクトリーは、その仕入れに困らない新しい方法を発明したのです。
それは、「トレファク引越サービス」
といっても、トレンドファクトリーが引越業をするわけではありません。
引越専門会社と組んで、引越時に不用品を同時買取するサービスをしている。
引っ越しって、結構、たくさん、いらないものが出ますよね?
これまでなら、使えるものでも、引越屋さんに引き取ってもらうと処分料をとられたりした。
それを買い取ってくれるのがトレファク引越サービスだ!
番組では、タカラ引越センターという会社と組んで、引越の見積もりの時に、同時に、不用品の買い取り見積もりもしていました。
引越の見積もりは、当然、タカラ引越センターが行うのですが、そのとき同時に、引っ越し先にはもっていかない不用品をタブレットで写真に撮り、トレファクの本部に送ります。
トレファク本部では、その受けたデータを、過去の見積もりデータと照らし合わせるなどして、すぐに買い取り見積もりをして返す。
これで、引っ越しの見積もりと買取の見積もりを差し引きして、合計の金額を、お客さんに提示できるのです。すごい!
お客は、通常なら、処分費をとられていたものが買い取ってもらえて、その分、引っ越し費用から差し引かれ、安くなるというわけ。
引越のお客は助かり、そして、トレンドファクトリーは大量の仕入れをできる仕組みになっているわけです。
トレンドファクトリーは、こうした通常の引越のときだけでなく、高齢者が、自宅から老人施設へ転居するときに出る、大量の不良品の買取もしだしているのだとか。
その名も「高齢者住みかえ支援センター」
これ、高齢者にとって大助かりです。
新たなビジネスモデルと言えますね。
森永卓郎さんの解説で、こういうサービスができるのは、トレンドファクトリーが多店舗展開している大手業者であるからこそだと、なるほどのご指摘でした。
秘密の服のリサイクル、(株)FINE
「新しい服の売り方を発明した」というのは名古屋の(株)FINEの社長さん。
FINEは新しい服を売る、服のリサイクル会社です???
意味不明?ですか?(笑)
実はこのFINEという会社、高級ブランドで売れ残った新品の服を仕入れ、その服のブランドが分からないようにタグをとり、新たなブランドで販売しているのです。
だから、新しい服を売る、服のリサイクル、なんです。
なんでこんなことをするのか?そんなことしていいのか?
いいんです!
高級ブランドは、売れ残ったとしても、ブランド価値を下げないために安売りしたくないのです。
そこで、元のブランドがわからないようにタグを外し、新たなブランドのタグをつけて、安く売るわけ。
このとき、元ブランドはわからないけど、元は高級ブランドものですよ、という訴求はしていましたね。
元ブランドがわからないように外したタグは、仕入れ先の高級ブランドの会社に返却するのだそうです。数が合わないと売ってはいけなくなるそうです。
さらに、洗濯ネームも付け替えていましたよ。洗濯ネームにブランド名が入っちゃってるから。これも、元ブランドへ返却です。
これで、元値の30~80%OFFで売るから、飛ぶように売れるらしい。かしこいな~
クレーンゲームにリサイクル宝石、(株)東洋
年間3000万円を売り上げるクレーンゲームがあると言います。
「宝石キャッチャー」です。
埼玉県八潮市のクレーンゲーム専門店、エブリデイとってき屋にあります。
宝石キャッチャーの賞品は本物の宝石。リサイクルの宝石なんだそうです。
経営会社の(株)東洋はリサイクル事業もやっていて、他のリサイクルショップが買い取った宝石を仕入れるのだそうです。
ただ、普通のリサイクルショップは宝石鑑定士がいないので、宝石の価値がわからず、東洋が仕入れた宝石の中には、何万円もするかなり高価な宝石が混じっている。
1000円以上の値がつくものは別ルートで販売して、1000円未満のものが「宝石キャッチャー」の賞品に行くのだそうです。
クレーンゲームの賞品には、おおむね800円以下の物しか使ってはいけないという、決まりがあるのだとか。
それでも、本物の宝石が取れるとあって、子供達には大人気。2時間待ちも当たり前なんだそうですよ!
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