今回のがっちりマンデーはスーパーマーケットの「OK(オーケー)」というお店です。
OK?わたし、知りませんでした。
何故かと言うと、私の県にはないから。
首都圏、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にあるのだそうです。
このスーパーOKが、スーパーマーケットの顧客満足度で、8年連続日本一なんだそうです。
その秘密に迫ろうという、今回のがっちりマンデーです。
スーパーOKの魅力はなんてったって安いこと
OKのウリは安さだそうです。
まあ、それは、容易に想像できますね。
ただ、その安さが半端ない。
例えば、バナナが一房89円、おにぎり1個49円、缶ジュース1個35円。
確かに、異常に安い、と言う感じですね。
なんでそんなに安くできるのか、が知りたいですよね?
半端ない大量仕入れで大幅値引き交渉
番組で出てきた例は、ハイボール缶の大量仕入れ。
なんと、年間売上予想57万本のものに100万本の注文を提示して、メーカー側に値引きを迫まる。
そんな大量に売れるのか?と心配になりますが、その裏付けのテクニックがありました。
同種の競合商品を置かずに、その分、広い空間にその商品だけを置いて集中的に売る戦略。
こうすると、品ぞろえが少なくなってしまうリスクはあるのですが、OKは、それより安さで勝負!というわけですね。
思いっきりがいいのです。
競合メーカーを参加させて弁当企画の制作
OKのお弁当は、またこれが激安です。
さばの塩焼き弁当299円、のっけ鮭弁当198円、ソースカツ重299円。
登場したシーンは、弁当の具材の組み合わせ企画を検討する現場に、その具材の納入メーカーを参加させて決めていくところ。
から揚げのメーカーとチキンカツのメーカーが火花を散らしながら、弁当の具材を決めていくのです。
同時に、価格の競争もさせる。
その他、最終的に商品企画の採否を決める商品会議のシーンがでてきましたが、ここで強面の部長さんが取り仕切る。
まあ、これはよくある場面ですが、その辺を、きっちりやっているということでしょう。
オネストカードで、ユーザーの信頼を得る
商品によっては、旬がきていないなどで、まだあまりおいしくないというものもありますね。
そこを、OKでは、お客に対して、まだおいしくないから、できれば買わないほうが良い、という説明書きを張り出して、正直に告知していました。
これを、「オネストカード」と言っているようです。つまり「正直カード」ですね。
こういった企業の姿勢が、安さと相まって、顧客の信頼を勝ち取っているようでした。
まとめ
スーパーOKの戦略は、正直言って、とんでもないユニークなことをやっているという感じはしませんでした。
顧客の立場になって、できることをきっちりやる、という経営だと思いました。
そこそこ儲かれば、どうしても、その辺が緩くなってしまうのでしょうね。
それでも、やっていけるところに甘んじず、スーパーOKは、徹底的な安さの追求、顧客サービスを、スキなく徹底する。
そういうことなんだろうと思います。
ところで、先週はカンブリア宮殿もサミットっていうスーパーマーケットの特集だったんだよね。
これって、なんか関係あんのかな。。。
最近のコメント