ARという言葉を目にしました。
ん?いったいナニ?って感じです。
調べてみるとAugmented Realityの略で、日本語では「拡張現実」というのだそうです。
これから、「拡張」していきそうな概念であり、技術のようです。
VRに対してAR。ARとは?
VRというのがあります。Virtual Realityの略です。日本語でもそのまま、バーチャル・リアリティで通るかもしれませんね。
漢字で書く日本語としては、「仮想現実」ですね。
仮想現実は、全てがつくりもの。
たとえば、全てCGでつくった風景がそうです。
対して、ARというのは「拡張現実」。
「拡張現実」って何かと言うと、全てが作りものではなく、現実の風景の中に、CGでつくったものが重なって表示された画像、なんだそうです。
ポケモンGOをやったことありますか?
あれが、ARです。拡張現実。
現実の風景の中に、あたかもポケモンがいるように重なって表示される。
家電や家具を表示するAR(拡張現実)
ポケモンGOだと、現実的に役立つ感じがしないですが、ポケモンの代わりに家電や家具が本物があるように表示されたらどうでしょう?
気に入った家具があって、購入を検討しているのだけれど、自宅に置いたときのサイズ感や、雰囲気がはっきりしない。
そんなときに、家具を置きたい場所をスマホのカメラ機能で覗くと、購入検討している家具があたかもそこに置かれているように映る。
つまりAR(拡張現実)として家具が表示されたとしたら?
これ、便利ですよね?!
家電にしても、例えば冷蔵庫を新しく買いたいけど、置き場所にサイズ的に合うかな?なんてとき。
実際に置いたような画像で確認できたら。。。。
これも、素晴らしいではないですか?!
実際に、そういうアプリやサービスが登場してきているのだそうです。
これもAR?
ここまでの話では、カメラを通して見る画像に、CGでつくったものが重ねて表示されていましたが、もっと違う形でもARと呼ばれているようです。
つまり、メガネやゴーグル型のウエアラブルな表示装置に、目で見る実際の風景に重ねてCG画像を表示する形態です。
これは画像だけでなく、字やいろんな情報を、現実風景に重ねて表示するというふうに一般化されていきそうです。
たとえば、見知らぬ土地では、建物の名前が表示されたり、目的地への案内板が表示されたり、と言った具合です。
さらには、風景に重ねて、天気予報が表示されたり、時刻が表示されたりと、そういうのも、ARと呼ばれるようになるかもしれませんね。
究極のARデバイスは?
そんなウエアラブルデバイスを使ったAR技術の究極の形が、コンタクトレンズだそうです。
コンタクトレンズが、ウエアラブルな表示装置になる!
ARコンタクト!
現代の微細加工技術では、そんなこともすぐに可能になりそうです。
視野全部がスマホ画面になって、現実の風景に重なって表示される。
スマホの、超進化系?
今は、電車やバスの中では、みんなスマホ画面を眺めているのが普通の風景ですが、ARコンタクトが普及したら、、、
多分、みんな、遠くをぼ~っと見ているようになるんじゃないですかね(笑)
歩きスマホで事故になる、なんてことはなくなるかもね?
まとめ
ARは「拡張現実」のこと。実際の風景にCGの画像があたかも本物のように重なって表示される技術。
ポケモンGOがARを使った典型的アプリである。
ウエアラブルデバイスで、ARは大きく日常化していくかもしれない。
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