足をぶつけてしまいました(泣)
痛かったけど、歩行に支障がないので、放っておいたらだんだん痛くなってきた!
こういうときは、応急処置としてはどうすればいいんだ?
冷やす?いや、温める?いや、湿布貼るか?
打撲のときは、まず冷やせ!理屈は?
私自身は、医者でもなんでもありませんが、こういうことは、万人が常識的に知っておいた方がよいですよね。
正解は、「まず冷やせ!」だそうです。アイシングというようです。
理屈と一緒に覚えておかないと、忘れてしまうし、「どっちだっけ?」となるので、しっかり納得して覚えましょう。
理屈としてはこうです。
打撲の直後は、患部が何らかの組織破壊を受けている。
放っておくと、血流が増加してさらに二次的な破壊が、しばらくの間どんどん進み、炎症が広がっていくのだそうです。
打撲の瞬間だけではなく、その後の時間でも、打撲が進行していくイメージでしょうか。
わたしの場合、愚かにも、この過程を経験してしまいました。
打撲直後はそれほど深刻な痛みを感じなかったので、放っておいたのです。
するとどんどん痛みが強くなって、腫れが出てきた(泣)
打撲直後は、冷やすことによって、血流を押さえ、打撲後の炎症の広がりを抑えなければならなかったのに!
もし、温めたらどうなるか?
逆に、炎症が広がるのを助長してしまうことになってしまう。
昔は、「温めろ」という時代もあったようです。
温めると、代謝が良くなって治りが早くなりそうに思いますもんね?
しかし、真逆でした!打撲の初期は「冷やせ!」が正解です。
いつからいつまで冷やすのか?
二次的な破壊が進む間は冷やしてそれを抑える、というわけですから、冷やし始めるのはできるだけ早い方がよいのです。
打撲した直後から、すぐに冷やす。
この初期段階は48時間程度とされています。
よって、打撲してから2日間程度は、「冷やす」期間ですね。
冷やし方は?凍傷に気を付けて!
冷やし方としては、ビニール袋に氷と水を入れて氷枕をつくり、それを患部に押し当てるのが一番お手軽です。
「氷と水」というところが大切です。
「氷と水」の共存状態は0℃です。それ以下にならない。
乾いた氷だけでは0℃以下かもしれませんし、保冷剤なんかも冷たすぎるかもしれない。
あまり冷たいと凍傷の危険があります。
湿布はどうなのか?
湿布を貼るとヒヤッとしますよね?
でも、すぐに体温になじんで温かくなってしまう。
よって、湿布には氷枕のような長時間の冷却の効果はほとんど期待できないと思われます。
まとめ
打撲したときの応急処置は「まず冷やせ!」
冷やすことによって炎症の二次拡大を抑えられる。
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