持続化給付金申請の売上帳(売上台帳)は自作できる!そのポイントは?

更新日 2020/6/3

持続化給付金申請の売上帳は申請要領をまねて自作できる!

独力で持続化給付金の申請をしようとするとき、引っかかるのが「売上台帳等」ですね。

売上台帳なんてつけてない!
どうしたらいいんだ!

一瞬、うろたえたのですが、個人事業者向けの申請要領の19ページに、参考例が載っているわけで、これをまねればよいじゃないですか。

申請要領の19ページには3つの例が載っていますね。特に真ん中のエクセルの表は、エクセルなんだから、簡単にまねて作れるじゃないですか。

売上帳の例

「個人事業者向け申請要領」の19ページにあるエクセル表の売上帳の例

 

売上帳を自作する際のポイント

持続化給付金の申請書類としての、備えるべき必須条件は、
「対象月の事業収入であることが確認できること」
になります。

「2020年〇月」と明確に記載されていること、とされています。

申請要領19ページのエクセル表では、「2019年度売上帳」と書かれていますから、ここは、「2020年度売上帳」と訂正することを忘れずに。

そして、その月の売上の合計額が明確にわかることです。

掲載例では、明細の項目として「No.、日付、取引先、商品名、数/単位、単価、合計」がありますが、ここは完全に真似するのではなく、自分の事業に合うように項目の内容や数などは修正することが必要ですね。

売上帳としては、求められているのは対象月のページのみですから、表を一枚だけ作ればよいわけです。

もし、まったく売り上げがない場合は、掲載例のごとく、売上0円となり、表の明細部分としては何も記載するのもがない、ということになりますね。

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まとめ

売上帳は、申請要領の参考例をまねれば、エクセルで簡単に作成可能と思われます。

提出する必要があるのは対象月のページだけで、他の月の売上まで開示を要求されていません。

そう考えれば、どこからかテンプレートを探してくる必要はありません。むしろ、そういうものでは、上記の必須事項が抜けている可能性もあるので、よく注意した方が良いでしょう。

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追伸:持続化給付金の申請が通りました!

本記事で書いたように売上帳を自作して申請しましたが、見事、修正要求もなく採択されまして、給付金が振り込まれました!

申請後、11日目でした。ご報告まで!

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