ファクターXは集団免疫だった!?自粛は無意味か?
ファクターXの正体が、気づかぬ間の集団免疫獲得だった、という説が飛び出しました。
日本は中国からの入国制限の開始が遅れたため、初期の弱毒性の新型コロナがふんだんに流入し、気づかぬ間に集団免疫を獲得していた、というのです。
そのため、のちに変異した強毒性のコロナにほとんどやられない。
(少しやられたが、それで集団免疫がさらに強固になった)
ところが、早い段階で素早く入国禁止を打った欧米は、弱毒性のコロナが入らなかったので免疫ができず、後の強毒性に変異したコロナで大打撃を受けたというわけです。
すでに集団免疫を獲得している日本は、今後、新型コロナを恐れる必要はない。
自粛は不要!
簡単に言うと、そういう、驚きの説です。
提唱者は、京都大学の上久保靖彦教授。
インフルエンザ感染者に関する整備されたデータに、新型コロナの動向が反映されることに着目した、極めて緻密な研究の結果、到達した結論です。
日本の社会・経済、私たち国民の生活に決定的な影響を与える、すごい発見だと思います。
集団免疫を獲得済みなら、自粛なんて不要!
緊急事態宣言は、いったい何だったんだ!?
ってことなんです。
関連記事 → 上久保教授による新型コロナ集団免疫獲得説で自粛不要に!?
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しかし、日本人の抗体保有率は0.1%じゃなかったのか?
集団免疫をすでに獲得しているって、ちょっとおかしい、と思いませんでしたか?
日本人の抗体保有率は0.1%とか、そういう低レベルだったはずです(それがわかった時はがっかりしました)。
それと矛盾しない?おかしいのじゃないか?
その部分の説明はこうです。
免疫の獲得は、抗体保有という形で得るだけではなく、その他の重要な形として、細胞性免疫というのがあって、それは抗体検査ではわからないということです。
日本人が集団免疫を獲得したときの主なコロナは、K型というそうですが、K型の感染では抗体ではなく細胞性免疫が獲得されるのだと。
だから、日本人を抗体検査しても、あまり出てこない、ということです。
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今、第2波が来ているのと矛盾しないか?
日本の新型コロナ感染者数は4月頃に第1波がきて、その後7月に入って、また増加してきていますよね。これは第2波と言っても良いのではないか?
集団免疫が獲得されているなら、第2波が来るのはおかしいではないか?
これに対する説明は、7月以来の感染者数増加は、PCR検査数の増加に起因するもので、実際に感染者が増えているわけではない、と言います。
「感染者」と言いますが、正確にはPCR検査の「陽性者」というべきです。
免疫を獲得した者が、市中に蔓延している新型コロナウイルスに再暴露すれば、感染はしないが、一時的にウイルスはのどや鼻に付き、検査をすれば検出されて、何の不思議もない、というわけです。
つまり、「陽性者」はでるが「感染者」が増えているわけではない、ということです。
その証拠に、死者数はほとんど増えていません。
(最近「死者数」は、多少の増加傾向にあります。しかし、厚労省は、死因が新型コロナではない死者であっても、新型コロナウイルスが検出されたらコロナの死者としてカウントするように通達を出しています。これによりコロナの死者数が水増しされている可能性が大です)
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自粛をすると、かえって第2波を招きかねない
集団免疫を獲得済みなら、自粛などは不要なわけですが、それどころか、自粛することが、かえって第2波を招く結果になりかねないと言います。
どういう事かと言うと、免疫を獲得した体はウイルスに晒されないと、だんだん免疫力が下がってくるのだそうです。
適度に汚染された環境に身を置いてウイルスに晒されることで、免疫の高い状態を維持できる。「ブースター効果」と言うそうです。
そうだとすると、今、日本中で言われている「3密を避けろ」や、外出自粛は逆効果。
ファクターXの正体がわかったことで、こうも、対策が変わるとは、驚くばかりです。
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今後、日本はどうなっていくのか?
現在の日本では、上記の集団免疫説は、もちろん受け入れられていません。
ただ、安倍総理や政権の中枢の人たちに、集団免疫説はインプットされているとのことです。
とはいえ、これまでの専門家会議の方向性は、まったく異なったわけで、政権のトップであっても、それを簡単には無視できない。
しかし、最近の政府の動きを見ていると、どうも「自粛」ということに消極的になってきているように感じませんか?
経済への影響を考慮しての事情はもちろんあるでしょうが、集団免疫説が影響を及ぼし始めているのかも知れない、とも思います。
いずれにしても、今後、集団免疫説の正しさが、徐々に認識されていくとすると、今の自粛方向の政策からは180度転換するはずです。
ワクチンの必要性もないし、普通の生活に戻れば良い、ということになるのでは。
我々には免疫があるのですから、外国からの来訪者を制限する理由もありません。
いや、むしろ、新しい変異型のコロナを適度に持ってきてもらった方がよい。
そうなれば、来年に延期された東京オリンピックも開催できるのではないか、と思います。
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