がっちりマンデー5/19「一芸」家電メーカー|見逃し人へ肝紹介

2019.5.19の「がっちりマンデー!!」は、一芸に秀でた家電品とそのメーカーの紹介でした。

「一芸に秀でた」というは、特定の製品については、大手を押さえてシェアナンバーワンをとっている、と言う意味です。

今回紹介されたのは、「オーブントースター」「業務用ヘアードライヤー」「ポータブルのカーナビ」のそれぞれの製品でトップをとるメーカーです。

驚異的によく焼ける千石のトースター

最初に登場したのは「千石」という家電メーカーです。聞いたことない。

このメーカーの誇る一芸家電はオーブントースターです。「アラジン」が製品名。

売上がすごいです。

4年で75万台の売り上げ。150億円です。

トースター業界では10万台売れるとヒットらしいですから、桁違いです。

トースターでパンを焼くときに、いつもイライラするのが、時間がかかること。

特に、スイッチを入れた最初の段階で、温度が上がるのに時間がかかるのです。

例えば、20秒かけてやっと設定の温度に達する。

ところが、このアラジンは、あっという間にヒーターが真っ赤になります。0.2秒だと!

なぜ、こんなに早いかというと、ヒーター素材が違うのだとか。

グラファイトヒーターなのだそうです。普通はニクロム線です。これに工夫を重ねて、高速で高温に到達する独自ヒーターを作り上げた。

さらに、トースター内面の反射板の角度を工夫して、均一に焼けるようにしてあるのだとか。

早く、均一に、おいしく食パンが焼ける。

オーブントースターにここまでこだわるか!?

でも、オーブントースターって、全ての家庭で、なくてはてはならない家電、いわば必須の家電です。

そして使用頻度も高い。

ここにビジネスチャンスありなんですね。

業務用ヘアドライヤーNobbyのテスコム

次に出てきた一芸家電は、プロ仕様のヘアドライヤーです。テスコムというメーカーが作っています。

通常のヘアドライヤーとの違いは、そのすごい風量と風速。

髪に風をあてると、髪が浮き上がって、地肌まで温風がしっかり届く。

髪を傷めずに短時間で地肌を乾かすことができるのだそうです。

通常の家庭用ドライヤーとの構造の違いは、風を作り出すファンにありました。

通常は、扇風機のファンのようなファン。プロペラファンと言うそうです。

これに対してNobbyのファンは、シロッコファン。換気扇などによく使われる水車のようなファンです。

シロッコファンの場合は、ちょうど、野球のピッチャーが球を投げるときのような動きで、空気を押し出せるので、早い風速が出るのだそうです。

風速が早いと、ヒーターで空気が温まりにくいですが、最適な羽の枚数を探しだしたのだとか。

さらに、細かいテストを繰り返して製品の耐久性も抜群のようです。

なんと、美容室の70%がテスコムのドライヤーを使用しているのだそうです。

ポータブルカーナビの売り上げトップのユピテル

カーナビは便利ですが、高いですよね?

名のあるメーカーのものだと、10万円近くしちゃうじゃないですか。

そんな中、ユピテルというメーカーのカーナビは2万円台なんだそうです!

ポータブルなのだそうです。

車のダッシュボードの上に固定された映像が出てきました。

ポータブルカーナビではこのユピテルが売り上げトップなのだとか。

なんで、こんなに安くできるのか。

地図データの更新機能や、音楽を聴ける機能などを付けずに、機能を絞ったおかげで、コストダウンしているのだそうです。

うーん、、、地図データーが更新できないと困るかも。。。

と、思いましたが、実は、私の車のカーナビ、データ更新なんてしていませんでした(汗)

それに、2万円台で新品に買い替えられるなら、データ更新するより、買い替えた方がいいかも、ですね。

機能が削られているだけではなく、ユピテルのカーナビでは、逆に、通常はついていない、スピード違反取締エリアの表示などの、独自の機能を付けているのだとか。

最後に

番組のエンディングで、森永拓郎さんが、おすすめ一芸家電として、なんと、鼻毛カッターを紹介していましたよ!

耳毛も切れるのだとか。おー、そりゃ知らなんだ!

メーカーは、マクセルイズミ(元、泉精器製作所)というシェーバーなんかを作っている会社でした。