今回のがっちりマンデーは、全国区ではないものの、その地方では抜群の人気をもつご当地アイスです。
その人気の秘密はどこにあるのか?
和歌山の「グリーンソフト」
フタつきコーンに入ってソフトクリームの形をした、緑色のアイスクリームです。
一個180円、年間売上200万個。
緑という色以外は、特段特徴がなさそうに見える。
いや、その緑色が一大特徴でした。
緑は抹茶でした。
玉林園というお茶屋さんが、夏には麦茶しか売れないという窮状を打開すべく開発したのが、抹茶入りアイス。
どうも日本の抹茶アイスの最初であるようです。
発想は、海外では抹茶をミルクに入れて飲んでいるというのをきいて、ミルクの代わりにアイスではどうか、というものだったとか。
ただ、この会社はお茶のプロですから、抹茶にこだわった。
石臼で挽いた粒子の細かい舌触りの滑らかな抹茶を使うのだそうです。
ただ、和歌山では、アイスと言えば「グリーンソフト」と皆が言うまでに広まっているようで、そこには理由がありました。
なんとこの会社、こどもの日に和歌山市中の幼稚園や保育園に、グリーンソフトの無料引換券を配ったそうです。
それをもって子供たちがグリーンソフトをもらいにきて食べる。
そして、小さい子供たちには「グリーンソフト」が思い出の味として刷り込まれたのでした。
大阪の「北極」
大阪の地元アイスは、アークティックという会社の「北極」という棒の刺さった、いわゆるアイスキャンデーです。
一個150円、年間100万本の売上とか。
なんと、手土産として、50本とか70本とか、まとめて買っていく客が良くいるようです!
どうも美味いらしいです。「高級和菓子」という触れ込みです。
味の種類は11種類と言っていました。
スタジオの加藤さんやゲストの千秋さんが試食していましたが、高評価でしたね。
視聴者には味は伝わってはきませんが、この売れ行きからして、かなり美味いのだろうと思います。
味以外にも、棒のさし方が独特です。
斜めにさしてある。
これはわざとで、食べ進んで残りが少なくなってきたときに、斜めの棒だと、残りのアイスが
滑り落ちにくいのだとか。
このアイスの秘密の製法と、滑り落ちやすさが関係しているらしく、この斜めの棒がひとつのキーポイントのようでした。
さらに、まとめ買いで箱に詰めたときに、棒が斜めだと、ドライアイスを入れる空間が生まれて都合がよいというメリットもあるのだそうです。
ちなみに、森永さんによると、アイスの棒は奈良県産のヒノキなのだとか。
福岡の「ムース」
最後に登場したのは、福岡の「MOUSSE(ムース)」という、ちょっと変わったアイスです。
どこが変わっているかというと、とけない。
なんか、ゼリーのような、ババロアのような、プルプル感が見て取れました。
袋からニュッと押し出すようにして食べていく。
なんと、年間600万個売り上げる、モンスター商品です。
原料に練乳を使っているとのことで、カルシウムの含有量が牛乳の2倍だそうです。
そのため、福岡の学校給食に採用されたのだそうです。
児童たちに人気があり、ここでも懐かしい味として刷り込みに成功しているようです。
なにせ、給食だけで年間400万個の売り上げだそうです。
アイスの製造工場は普通は寒いのですが、このムースの製造工場は暑いのだそうです。
40℃以上の温度から一気に冷やすのだと言っていました。
なぜ40℃もの温度なのか?
ムースの成分のゼリーのとける温度じゃないかと、わたしは思いましたね。
このムース、実は、過去にセブンイレブンで販売したことがあったそうです。
そのときは年間2000万個のヒットとなったのだと。
では、なぜ全国展開を続けないのか?
生産が追い付かなかったのだそうです。残念。。。
でも、現在は、大量生産の準備が整ったらしい!
近い将来、福岡の人々以外にも、ムースが容易に手に入るようになりそうです!
まとめ
今回の地元アイス、どれも美味しそうでした!
わたしもアイスが大好きなんですよね。
ただ、あれって、結構、糖質高いです。
でも、どうしても食べずにいられません。。。
バカうまくて、かつ、糖質の低いアイス、誰がつくってくれないかなぁ。。。
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