今回のがっちりマンデーは、最近日本に上陸した勢いのある海外チェーン店です。
わたしはいずれも初耳でしたが、内容を見て感心至極。
これから日本中に増えていくのではないかと予感させるものばかりで、得した気分です!
イギリスの老舗おもちゃチェーンの「ハムリーズ」
最初に登場したのは「ハムリーズ」
聴いたことありません。。
なんでも、イギリスの老舗おもちゃ屋さんで、世界20か国に199店舗を展開している超メジャー企業らしいです。
日本での展開は、横浜、博多、東京駅のエキナカらしい。
普通のおもちゃ屋さんとはポリシーが全然ちがうようです。
まず売り方。
店員がおもちゃで遊びまくっている。
デモンストレーターというのだそうです。
あそびかた、その楽しさの表現。しっかり練習して、客の前でパフォーマンスする。
そう、実演販売そのものですね。
店内のあちこちでこれをやってる。つい見入ってしまう。エンターテイメントしての価値もありそうです。
例えば、必ず戻ってくる飛行機のデモ。週末には200個を売り上げるとか。
と思えば、店の中に遊園地がある。プレイランド。1時間600円。
つまり、おもちゃを買わなくても、ここで遊べる。
有料ということは、それだけ本気の遊具があるということ。
毎日、1時と4時半になったら、店内でパレードをするのだそうです!
お客が子供と一緒に参加して楽しんでる!
あっ、これ、ディズニーランドを彷彿とさせます!
このパレードの後には、売り上げが伸びるのだそうです。
そう、ハムリーズは、おもちゃ屋全体が、ディズニーランドみたいな遊園地の感じのするおもちゃ屋、と思いました。
インドから来た超ユニーク不動産屋「OYO LIFE(オヨライフ)」
つぎに登場したのは「オヨライフ」
はぁ?聞いたことない。。
スマホ上の操作だけで、物件探しから入居までの手続きがすべてすんでしまう、新しいビジネスモデルの不動産屋さんです。
スマホ上の操作だけで、ってどういうこと?
普通は、物件が決まったら、契約書やなんやかんや、面倒くさい手続きのために、店舗に出向かなくてはならないではないですか。
それが一切ないというのです。
スマホ上で物件を探す→入居日を入力→運転免許証などの個人情報を入力→鍵をコンビニで受け取る→入居
でな具合で、すごく簡素化されている。
いやいや、大家さんとの間の契約を結ばなければならないのだから、契約書にハンコとかいらないの?
いらないのです!
なんでか?
からくりは、物件はすべて、オヨライフが大家さんから借りているもの。
オヨライフは、それをさらに、お客に「また貸し」する形で入居させているということです。
なので、大家と賃借人との間の契約が発生しない。オヨライフが代行している形です。
なんか、ホテルやウイークリーマンションのような感じだな、と思いました。
部屋には、通常必要な家具や家電がついているそうです。
大家と、実際に住む人の間に、オヨライフが入ることによって、オヨライフは大量に部屋を仕入れることができるので価格交渉が可能です。
また、大家は、一人一人の賃借人との契約を結ばないで済むので、やはり事務手続きの手間が省け、安くしてもメリットがある。
オヨライフはインドでは有名なホテル経営会社なのだそうです。
ホテル業界で世界第2位だそうです。
この業態、今後、日本の賃貸業界を席巻しそうな予感がしますね。
フランスのスポーツ・アウトドア用品店「デカトロン」
最後に登場したのは「デカトロン」というスポーツ用品とアウトドアグッズの専門店です。
巨大です。
兵庫県西宮市に売り場面積2000万平米で7万点を扱う第1号店をオープン。
実は、世界的には、55か国に1500店、年間売上1兆3千億円のメジャー企業です。
その一大特徴が、「安い」こと。
スポーツ用品専門店って、お高いイメージがあるのですが、「なになに、安いのか!?」
って、つい身を乗り出してしまいました。
小型のリュックが390円。
なわとびが140円。
世界中に工場をもっていて、得意分野の製品をそれぞれが受け持って作っているのだとか。
商品の並べ方に特徴がありました。
通路に面した、一番目につきやすいところに初心者用の安い商品を陳列しています。
そして、レーンを進んで奥に行くにしたがって、上級者向けの商品が並んでいる。
店員の中には、それぞれのスポーツの元アスリートなどの本格的な体験知識をもったスタッフを擁しているのだそうです。
安心して商品を買える体制を整えている。
まとめ
海外から日本に進出してきたユニークなチェーン店。
いずれも、まだ日本にないビジネスモデルの、強力なお店でしたね。
急速に数を増やして、日本人の生活を変えていきそうな予感がします。
近くにできたら、ぜったい行きたいと思いました。
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